業務内容
<仕事概要>
『GO』は、全国に約10万台のネットワークを持ち、サービス開始から約3年で1,500万ダウンロードを突破したタクシーアプリです。(https://goinc.jp/news/pr/2023/07/18/3msrvwbjwsakc7wy3dbqty/)
今後は単なるタクシー配車にとどまらず、相乗りなどのより複雑なシステムを含めたモビリティプラットフォームを作り上げていきます。
GO Inc.は技術を強みとしていますが、技術そのものを目的とした会社ではありません。技術は課題解決の手段であるため、プロダクトに向き合うことが重要です。 言われたものをそのまま作るのではなく、ユーザーの課題やニーズを理解した上で、より良い体験を追求するための議論をしながら開発を進めていただける方をお待ちしています。
<業務内容>
タクシーアプリ『GO』の iOS アプリ開発を行っていただきます。
PdM, デザイナー, QA, エンジニアを含めて 10 名程度を 1 つのチームとして構成しています。日々 Scrum を行い UX を考えながら、複数のチームで『GO』の開発に携わっています。
また、チームの中にプロダクト開発に必要な全ての職種がいるため、Why, What, How をチーム内で効果的に結論づけることができます。
・ユーザの移動体験を向上させるための機能改善
・アプリ開発体験をよくするための仕組み化、自動化
・iOS の新機能を生かした機能提案
・「相乗り」や「乗合い」などタクシーの枠にとらわれない、モビリティ分野における新しい体験や新機能の開発
・ユーザのペインの調査やそれを解消するための機能開発
<解決したい課題>
この2年弱で多くの新機能をリリースし、多くのユーザーに親しまれるアプリになってきたと実感しております。
これは、ユーザー数だけではなく、例えば、ユーザー、タクシーの乗務員、タクシー会社など、ステークホルダー自体も多いアプリになるため、全てのステークホルダーを幸せにするための仕様作りを丁寧に行なってきたからだと考えています。
しかしながら、急速にユーザー基盤が大きくなるに従って、色々な属性のユーザーのペインが見えてくるようになりました。 私たちは集中渋滞・交通事故・車いす利用者など交通弱者の増加、都市化/過疎化といった交通・社会課題の解決を目指している企業です。
更に多くのユーザーの課題やニーズを理解した上で、より良い体験を追求するための議論をしながら開発を進めていただける方を探しています。
<本ポジションの魅力>
タクシーアプリの開発は難しくもあり楽しくもあります。
タクシーアプリのビジネスロジックは非常に複雑でエンジニアとしても挑戦しがいのある課題です。
どのようにすれば保守性が高く長期的に開発し続けられる設計にできるのか、常に試行錯誤しています。
また、モビリティ分野とスマートフォンの相性はよく、スマートフォンの機能をフル活用してアプリの開発をしています。 たとえば、リアルタイムにユーザに情報を届けるために Push 通知を利用したり、タクシーの乗務員との通話をするために音声通話機能を利用したり。他にも、カメラで QR コードを読み取ってタクシー車内で支払いを済ませられる機能や、位置情報や地図の活用も挙げられます。Web だけでは実現できないことがたくさんあり、ネイティブアプリで開発する価値が非常に高いアプリです。
Live Activities や App Clips など iOS アプリの新機能との相性もよく、アプリエンジニアにとって新技術を試せる機会も多いです。 以下は新しい新技術をタクシーアプリ「GO」で試した内容になりますので、是非ご覧ください。
▼参考記事
「GO」のiOSアプリにLive Activitiesを追加してみた話
https://lab.mo-t.com/blog/ios-live-activities
『GO』のiOSアプリにロック画面Widgetを追加してみた話
https://lab.mo-t.com/blog/ios-lock-screen-widget
<開発環境>
IDE: Xcode
プログラミング言語: Swift
アーキテクチャ: RIBs
CI/CD: Bitrise, GitHub Actions, TestFlight
Tools: SPM, XcodeGen, fastlane
UI framework: SwiftUI, UIKit
<所属組織>
■プロダクト開発チームについて
現在は、LeSS Frameworkをベースに、部署横断のプロダクト開発チームに分かれ開発しています。
[プロダクト開発チームの主なイベント]
隔週月曜日:スプリントプランニング
月曜日 ~ 金曜日:Daily Scrumで進捗確認
隔週金曜日:スプリントレビュー、レトロスペクティブ
都度:仕様の確認や実装の相談
■iOSチームについて
木曜日:iOSチームで直近のリリースの確認や、実装や運用面での課題の相談、iOS関連の LT 発表
都度:Zoomを利用して実装の相談や作業タスクの調整
▼インタビュー記事
「転職する気になれない」 経験豊富な iOSエンジニアに選ばれる、タクシーアプリ『GO』の開発現場
<組織風土>
■オンボーディング
GO Inc.では入社いただいた皆様が、新しい環境でつまづくことなく、成長し活躍いただけるように、会社・事業・組織・人を知るプログラムを様々設けています。
業務ツールや社内ルールのオリエンテーションはもちろん、各事業責任者に直接事業について質問できる事業理解プログラム、実際にタクシーに搭載されている機器と配車の仕組みを目の前で体感するフィールドエンジニア体験会、両代表とのコミュニケーションを目的とした社長&会長と話す会、カスタマーサポートの最前線をリアルに体験するプログラム等、GOの多岐にわたる事業や組織を理解できるように構成されています。
配属先上長との1on1はもちろん、入社1ヶ月・3ヶ月のタイミングにおいては事業部担当のHRBPとの面談も実施します。インプット中心の1ヶ月目から、アウトプット中心にしつつ立ち上がりをスムーズにしていく3ヶ月目まで、配属先のトレーナーやメンター、HRBPと幅広くサポートできる環境を揃えています。
■エンジニア組織風土
エンジニア組織では、技術のインプット・アウトプットを積極的に行っています。
テックブログや、YouTubeでの月1回のTechTalk配信 、様々な社内勉強会、そしてiOSDCやDroidkaigi、技術書展等のスポンサー、情報処理学会など学会での発表等、幅広く技術情報発信に取り組んでいます。 また、エンジニアのスキルアップを促進するために『Engineer Challenge Week』という、2週間を新たな知識や技術の習得に充てることができる取り組みも行っています。
GO Inc.にはパパママ世代も多いことから、子育てをしながら働くエンジニア (https://go-on.goinc.jp/n/nee1b68438747) が多く、またオフィスフリー制度を活用して、地方から働くエンジニアもいます。
それぞれのライフスタイルに合った働き方をしながらチーム開発を行っているため、チームが集まるミーティングでは業務以外にも積極的に雑談の時間を設けたり、日帰りワーケーションでチーム外のメンバーとの交流を図ったりと、コミュニケーションを大事にします。