業務内容
【職務概要】
100年に1度の大変革期にある自動車産業において、
マツダではCASEなどに対応することでMobilityを通じて
お客様を持続的Well-beingな状態にすることをソフトウェアファーストで実践していくことを目指しています。
そのために、多様化する価値観に対応するため、
ますます複雑化、高度化、大規模化する車両システム開発のうち、IVIおよびデジタルコックピット領域において、
ソフトウェアによる継続的な価値提供を支えるシステムアーキテクチャ、ハードウェア設計を行う業務をご担当頂きます。
【職務詳細】
車載情報システム(デジタルコックピット等)、インフォテイメントシステムの
・機能統合に向けてのシステムアーキテクチャ設計
- 統廃合するECU機能の機能再配置、機能配分の検討/決定
- 接続されるECU、デバイスとの映像/音声/通信インターフェースの選定
- 機能進化を加味したリソース算出および最適デバイスの選定
・回路/基板設計、筐体設計
- SoC(System on Chip)を中心としたデジタル回路/アナログ回路の設計検討
- 車両搭載要件を加味したプリント基板の設計検討(部品レイアウト/ランド・パターン設計)
- 3DCADによる筐体設計検討(ケース設計、放熱設計)
・EMC/信頼性性能改善
- 振動解析、受放熱解析、EMC解析によるハードウェアの弱点分析と強化策の検討
【部門ミッション】
その中で、ソフトウェアの進化を下支えするハードウェア設計を製品企画段階で
開発ベンダーのさらに先のソフトウェア開発会社や半導体メーカーの製品・技術領域にも踏み込んだ設計開発、および共同開発を行うことにより機能実現を目指しております。
・今回配属の部署では特定の機能/性能ではなく、今後のクルマに求められる機能/性能を予測しながら、
処理速度・通信速度の高速化など、「ECUそのものの高性能化」を実現いただくことがミッションです。
【ポジション特徴】
マツダでは「一括企画」「コモンアーキテクチャ」という形で、車種ごとではなく、
「将来を見通し、マツダが目指すべきクルマは何か、技術は何か」を追求し、
今後導入するクルマ共通の形状・構造を統一化し開発を進めております。
また、車載システムも頭脳となるECUを統合するアーキテクチャに進化することになるため、
自ユニットだけでなく、車両1台分で最適な機能配分を実現するシステム開発に携わることになります。