●採用背景
三田製作所は、1986年にカーオーディオ、アクチュエーター等の自動車機器の開発・製造拠点として設立され、その後、モータリゼーションの発展とともに製品群を拡大し、高い技術力により世界各国のカーメーカー様と取引を行っています。
カーナビゲーションシステムやヘッドユニットといったマルチメディア機器、地球環境改善に貢献するエンジンバルブやアクチュエーター、安全運転をサポートする先進運転支援システム(ADAS)関連製品などを開発・製造しており、今後もADASや低炭素化へのニーズの高まりを背景に、更なる発展を目指しております。
こうした中で、車載関連製品のシステム/ソフトウェア開発業務に携わる、新たな仲間をお迎えし、組織強化を図っていきたいと考えております。
●業務内容
車載関連製品のシステム/ソフトウェア設計・開発業務をお任せします。
※下記のいずれかをお任せします。
① 車載制御ユニット(ADAS/セントラルゲートウェイ)
高度運転支援システム(ADAS)・セントラルゲートウェイ制御ユニットのソフトウエア技術開発、または、ソフトウエア開発プロジェクトリーダー業務
≪具体的には≫
①昨今、車載車業界で広く使われているAUTOSAR(車載ソフトウエアプラットフォーム標準仕様)を用いたソフトウエア開発、およびお客先(ソフトウエアツールベンダ含)との仕様調整・交渉業務
②客先との折衝業務を行うソフトウエアプロジェクトリーダー業務。理由としては、昨今、ソフトウエア開発規模は増大傾向にあり、プロジェクトを取り纏めるリーダーとしての「姿勢・取組み・リスク感度」がプロジェクト成功の重要ファクタになっております。
② 車載デジタルキー制御ユニット
車載デジタルキー制御ユニットのシステム・ソフトウェア設計開発業務
≪具体的には≫
①Car Connectivity Consortium(CCC)グローバル標準仕様の理解・把握
②①に基づくデジタルキー機能要件の整理、システム要件分析
③デジタルキーによる新たな付加価値の創出
④お客様(カーメーカ)とのシステム仕様の協議・開発スケジュール調整
⑤デジタルキー制御ユニットのシステムアーキテクチャ設計、ソフトウェアサプライヤの開発進捗管理
●使用言語、環境、ツール、資格等
C言語、C++言語、MATLAB Simulink、CANalyzer、CANoe、WinAMS、UML、Python等
使用ツール:Microsoft OFFICE、VISIO、Enterprise Architect、CANoe、CANalyzer等
※C言語でのソフトウエア開発経験は必須ですが、その他のツールに関しては、OJT等で教育致します。
●業務の魅力
・より良い高品質のソフトウエア開発を行うには、お客様のご要求の正確な把握、また、お客様にて決定できない要求に対するサポートが重要な要素の一つでもあり、難しさの一つでもあります。そのためにも、我々は、お客先との強く/密な関係構築により、お客様共に達成感/一体感が生まれるモノ作りを目指し、実践しています。
・新車を購入されたユーザーが感動するような新機能の実現・利便性の向上を目的として、技術ハードルの高い機能要件・性能要求を満足する製品仕様の設計開発・ソフトウェア開発を推進し、市場に投入して社会に貢献することです。
●職場環境
・出張:有 (頻度:1回/2か月、期間:1~2日)
※最近はリモート会議が多いため、ほぼ客先への出張は無し
・転勤可能性と想定移動先:入社後、当面は姫路勤務前提(その後は、転勤の可能性もあり)
・リモートワーク:可 (週1~3日程度利用可能/個人による)
・中途社員の割合:約7~8%(主務職のみ)
●想定される時間外時間
年間平均:約20~35時間/月 ※但し、個人の意見を尊重します
繁忙期:約40~55時間/月
●キャリアステップイメージ
・プロジェクトを取り纏めるプロジェクトリーダー、複数プロジェクトを取り纏めるプロジェクトマネージャー業務を経て、成果と能力次第で管理職へのキャリアがございます。また、管理職以外の技術エキスパートへのキャリアパスもございます。
・システム開発担当者/サブリーダーとして活躍いただいた後に、後継プロジェクトのサブチームリーダー、チームリーダーとしてメンバーを牽引する役割を担っていただきたいと考えています。なお、本人の適性に応じて管理職、さらには経営層に抜擢されるケースや、対象分野におけるスペシャリストとなり技術エキスパートとして将来に向けた技術開発を牽引いただくケースもあります。
自動車機器事業の分社化(24年4月までに実施予定)に伴い、新会社設立後は三菱電機から新会社へ在籍出向予定。
(新会社出向中の賃金、福利厚生等の処遇は三菱電機基準、今回の分社化を理由にした勤務地変更なし)
※詳細は、「23年4月24日ニュースリリース『自動車機器事業の構造改革について』」を参照願います。
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