業務内容
・複素誘電率の測定技術開発と適切な測定法の確立・指導
・マイクロ波反応系に適用する温度測定技術の検討・確立・指導
・反応系設計に必要な物性定数の測定技術開発
以上の項目に対応する開発・社内技術周知指導・困難測定対応などを行います。
【ミッション】
・社内の研究開発部が関わる案件に対するサポート
・マイクロ波の優位性と特異性を活かした反応系設計指針の提示
・マイクロ波化学基盤技術の開発と標準化
【今後の目標】
・理論化学を用いたマイクロ波化学反応系の解析(量子化学・分子動力学)
・ラボレベルのマイクロ波化学反応系解析
【同社の基盤研究について】
直近に必要とされている問題だけでなく、今後5年, 10年先を見据えた研究開発を進めていきます。
そのため、個々の案件に特化した研究開発はもとより、中〜長期的な視野で将来を俯瞰しつつ、会社にとって重要な開発事項を抽出しながら進めている部署です。
(この点は、研究開発部がクライアントからの依頼内容に基づき、スピード感を持って限定された期間で開発を進めるプロセスとは視点が異なります。)
社内で技術的に難しいとされている事項に関してもメンバーの専門的能力を駆使することで果敢に取り組んでいただきます。
【やりがい】
研究の成果は一朝一夕でつくものではありません。
ミッションにもあるように、MWCCの基盤研究は「研究をする」ことをメインとしている訳ではなく、研究から生まれる結果から物性を測定する装置を試作し、それを当社の技術に展開することが“やりがい”です。
既存の基盤技術をさらなる高度なものへと発展させていくために、様々な分野の視点からマイクロ波化学の標準化に繋がるソリューションを生み出していく、その1歩に携わっていただきたいです。
さらに、今後は積極的に外部発信することでマイクロ波化学の認知度を上げていくことも視野に入れており化学産業を中心にスケールの大きいイノベーションに関わることができます。