業務内容
■ポジションについて
法律事務所や企業の法務部等から依頼を受け、対象となるコンピュータ等の電子記録媒体の証拠を収集し、自社の解析ツールを利用したデータ解析業務を行う組織のシニアスタッフとして、自ら現場でハンズオンしながらAI技術の活用推進およびメンバー層への教育などマネジメントとしての役割も担っていただきます。
現在当社は祖業から継続してきた従来型ビジネスモデル(人的作業を中心としたデータ解析支援)から、AIテクノロジーを最大限に駆使した収益性の高い新たなビジネスモデルへの変換を急ピッチで進めております。この取り組みはまだ道半ばではありますが、成果は如実に出ており、2020年度の決算におきましては、このAI化の推進により大幅な増益を達成することができました。この取り組みを更に推し進めるべく、ITにおけるハンズオン経験が豊富な人材をデータ解析チームで新たに採用し、従来のオペレーションを最適化(AI化)していただく役割も期待しています。また将来的にはデリバリーチーム全体を管理するマネージャーに昇格いただき、国際訴訟や不正調査案件の全体マネジメントに携わっていただきたいです。
日系大手Global企業が海外(主に米国)で巻き込まれる訴訟案件や、法務案件対応をサポートする仕事です。大きな遣り甲斐や達成感を求める方に向いています。
★入社後、データエンジニアとしての通常業務が主となります(下記「DE」と表記している部分が対応いただく業務範囲です、プロジェクトマネージャー(以下PM)と連携しながら業務を推進いただきます)。
1、クライアントとの打合せ:プラン、スケジュール調整(PM対応)
2、対象データの収集:専用ツールでの解析データ回収(DE対応)
※データ保全のため、短期出張をお願いすることがあります。
3、データ解析準備:解析に向けたデータの検証、システム対応(DE対応)
4、データ解析実務:保全データを解析し、プランに沿った提出物を作成(PM対応)
※データ解析のほか、解析結果をもとにお客様と連携を取りながら米国訴訟証拠開示手続きに準拠した証拠データを提出する業務も対応。
★データエンジニアとして経験と実績を積み重ねていただければ、デリバリーチーム全体をマネジメントいただく業務をお任せする想定です。
<国際訴訟および国内不正調査案件の全体PJ管理業務>
・PJ始動前のクライアント(国際訴訟の場合は主に弁護士)との事前協議(要件定義)
※国際訴訟の場合、弁護士が決めたレギュレーションに沿って、証拠発見の手法に関するワークフローを設定
・PJの中で複数のスペシャリスト(プロジェクトマネージャー・データエンジニアなど)が分業する為、それぞれのメンバーをアサインする
・PJ単位での進捗状況の確認(案件毎のプライオリティを把握した上で、各PJの担当プロジェクトマネージャーに対して随時進捗確認、必要な場合はマネジメント対応)
例:デリバリーチームの管制塔として、全ての案件状況を把握し、プライオリティをつけたりリスクに対処したりする
・海外子会社メンバーとのミーティングを行う(米国チームも絡むPJの際に発生)
★以下、参考情報(マネージャーに求められる役割)
1.PLを意識したコスト管理
管理者レイヤーには「売上・利益をあげる」ことに意識・注力する役割を求めています。例えばデリバリーチームとしての役割に捕らわれず「顧客に一声かけることで次回案件を引き出せないか」、売上が立たない時に「何かコスト削減が検討できないか」、調子が良い時は「新しい取り組みを成功させる為に今のうちに新たな教育プランを作ろう」など現場ロジック以外に売上・利益をあげる為の感覚を持ち、施策を立案・実行できる人材が理想。
2.同業他社との差別化構築
他の会社にはない価値を提供し、お客様に当社を選んでいただく必要がある。ただ目の前の仕事をこなすのではなく、自分たちが保有するAI技術や独自のアプリケーションを使ってどのように差別化を作っていくことができるか、未来を見据え、推進する意識を持ち、実行してほしい。
※研究・開発チームとの連携も必要である
3.チームメンバーのマネジメント(新たな育成プログラムの企画・実行など