業務内容
【研究・開発の内容】
高密度運航を目指して
eVTOLは、UAM(Urban Air Mobility)に分類されると言われています。
このUAMは、新たな空のLayerで運航されることが想定され、新しい管制や仕組み・ルールの中で運用されるとされています。
この新Layerでの運用において、さらなる普及による利便性の向上を目指し、高密度な運航を実現していくことが提唱されています。
この高密度な運航を実現する為には、システムはより複雑化していくと考えられます。この為、エコシステム全体の自動化、また、飛行の自律化がキーとなると考えています。
Hondaはこの高度で複雑なシステムの実現に目を向け、研究をスタートしました。
空域の安全確保とOperationシステム
高密度な運航の実現は、機体システムの高度化・自動化だけで達成することはとても難しいと考えられています。
その為、空域全体を監視し、それぞれの機体の運航をコントロールする、Operationシステムがそのカギを握っています。
Operationシステムは、情報の統合、外部エンティティとの調整を行い、空域のリスクを点検し、各機体の運航をオペレートする機能を有するシステムです。
【具体的な業務】
・動向の調査と分析
・システム全体のアーキテクチャ構想と設計
・ユースケースの設定と分析
・それに基づいた要求・要件定義、機能設計
・アルゴリズムの実装とその検証
・ODDの設計
・検証環境の構築
【開発言語・ツール】
システム設計ツール:EnterpriseArchitect、Cameo
言語:Python、C/Cppなど
オープンソース:Caffe、Tensarflowなど
ツール:MATLAb/SimLink、ABOX