JOB ID:120399
| 給与 | 800万円 〜 1500万円 |
|---|---|
| 業種 | その他 |
| 勤務地 | 東京都 |
| 業務内容 | 不均質・間接的な観測データから、潜在的な物理量とその不確実性を推定する——この領域の数学の研究者の方に、是非、仲間に加わっていただきたいと探しています。地球物理・リモートセンシング・医用画像・天文・計量経済・生態統計・測地など、不良設定逆問題や空間モデリングを扱ってこられた方の転身を歓迎します。海洋・ブルーカーボンの知識は前提としません(入社後に習得できます)。 ■主たる分野(手法):統計科学/数理科学/情報学(機械学習・データ科学)/計測・制御 キーワード:逆問題、不良設定問題、空間統計、階層ベイズ、不確実性定量化(UQ)、状態空間モデル、データ同化、誤差伝播、確率的プログラミング 応用分野:環境科学/海洋科学/ブルーカーボン(CO₂吸収量の計測・報告・検証=MRV) ■解いていただく「数学の問い」 私たちは、藻場(海藻・海草の群落)を再生し、その藻場が固定する炭素量を、第三者審査(Verra/J-Blue)に耐える不確実性つきで推定し、クレジットとして認証させることを事業の核としています。そして、次の数理課題を率いてくださる方を探しています。 ● 異種・不均質な観測の統合:カメラ(被度%)・音響(群落高)・潜水(実測)という、精度もサンプリングも異なる観測を、一つの確率モデルへ結ぶ。 ● 疎な点観測からの空間場の復元:有限の観測点から、サイト全体の現存量場を、空間相関を使って不確実性つきで内挿・外挿する(不良設定逆問題)。 ● 較正連鎖の誤差伝播:被度→現存量→炭素量という変換の各段で生じる系統誤差・ランダム誤差を分解し、最終量まで正直に伝播させる。 ● 事前情報の不確実性の取り込み:既存の換算式や地図自体が持つ不確実性を、推定に織り込む。 これらは、GNSSトモグラフィー・地震波逆解析・リモートセンシングの大気補正・医用画像の再構成・計量経済の潜在変数推定などと、数学的に同型です。今まで培ってこられた逆問題・空間統計の技術を、そのまま転用できます。 ■主な業務内容 ● 面積・現存量・換算係数とそれぞれの不確実性を統合し、CO₂吸収量とその信頼区間を、検証可能・再現可能な形で産出する統計モデルの設計・実装。 ● 空間統計・階層ベイズ・不確実性定量化を用いた、サイト全体量の推定と、観測配置(の最適設計。 ● 画像・音響の解析出力を確率モデルへ接続する較正・不確実性伝播の設計(画像認識・音響処理そのものは外部委託が担い、その出力を統合する層を担っていただきます)。 ● 認証審査に向けた方法論の文書化・再現性の担保。港湾空港技術研究所・JBE(ジャパンブルーエコノミー技術研究組合)等の外部専門家との methodology 共同検討への参画。 ● 複数サイト(能登・大分 ほか)への展開に伴う、推定パイプラインの汎化・保守。 ■担当範囲の境界(一人で担う範囲) 本ポジションは「統合・確からしさ・配置設計」を担います。画像からの被度・種の認識、音響波形からの物理量抽出は、それぞれ別担当・外部委託が担い、本職はそれらの出力を確率モデルに結ぶ役割です。研究用プロトタイプから検証までを担い、本番システムの製品化はソフトウェアエンジニアと分担します(体制は成長段階に応じて調整します)。港湾空港技術研究所・水産研究教育機構・国内大学の専門家による科学的助言を受けられる環境です |
| 応募資格 | □ 応募資格(必須要件) ● 中核専門:逆問題/空間統計/階層ベイズ/不確実性定量化のいずれか一つに、深い研究または実装の経験を持つこと(すべてに精通している必要はありません)。 ● 実装:Python(必要に応じ R)での統計モデリング・確率的プログラミング(Stan/PyMC/NumPyro 等)の経験。再現可能な形で成果を残せること。 ● 学位:統計・数理・応用数学・情報・物理・地球科学・計量分野等で修士以上(博士歓迎)、または同等の実務経験(論文・特許・公開コード・製品等で示せること)。 ● 姿勢:点推定の精度より、較正された信頼区間・予測区間を重んじ、系統誤差とランダム誤差を区別できること。事実・推論・仮説を、確度を明示して峻別できること。 ● 言語:日本語での技術業務遂行が可能なことが望ましい(チームの技術コミュニケーションは日本語で行います)。英語は必須要件としません。日本語が苦手な場合は、日本語を用いる認証・行政対応は、日本語話者のメンバーが担います。日本語を学ぶ意欲がある方は歓迎します。 □ 歓迎要件 ● 状態空間モデル・データ同化・変化点検出・因果推論のいずれかの経験。 ● 最適実験計画・能動学習・空間サンプリング設計の経験。 ● 生態・環境・地球科学データへの階層ベイズ/混合効果モデルの適用経験。 ● 隣接分野(地球物理・測地・リモートセンシング・医用画像・天文・計量経済・保険数理・品質工学 等)からの転身。 ● 英語論文の執筆・国際学会発表の経験。 |
| 福利厚生 / 待遇 | ・雇用保険 ・労災保険 ・健康保険 ・厚生年金 制度、設備 フルリモート (全従業員利用可) 在宅勤務 (全従業員利用可) リモートワーク可 (全従業員利用可) 出産・育児支援制度 (全従業員利用可) その他制度 退職金:無 社会保険:健康保険 厚生年金保険 雇用保険 労災保険 寮・社宅:無 |
| 勤務時間 | 就業時間 09:00~18:00(1日あたり所定労働時間08時間) 休憩:60分 残業:有 |
| 休日休暇 | 休日:129日 (内訳) 完全週休二日制 土曜 日曜 祝日 その他(夏期休暇、年末年始休暇あり) 有給休暇:有(10~20日) |