業務内容
【業務内容】
電子ビームマスク描画装置における次世代装置のシステム開発、要素開発業務などをご経験に合わせてお任せします。上流工程の研究開発、設計から事業化(製品化)に至る顧客対応まで、次世代装置の開発リーダーとして幅広く活躍いただきます。
海外のお客様とのやり取りが多く、学会なども国際学会がほとんどであるため、業務の中では英語を用いてコミュニケーションをとっていただくシーンがございます。
■具体的には
・次々世代描画装置のシステム・要素開発次々世代描画装置のリリースに向け、お客様との折衝やマーケット調査を通して装置の企画・検討を行いながら技術ロードマップを作成いただきます。
※他部署と協業しながら装置リリースに向けた企画業務となります。
また次々世代装置に必要なキーパーツの要素開発を先行して行うための企画検討を行う業務も兼ねます。
・次世代描画装置におけるシステム・要素開発
技術ロードマップから直近必要な次世代描画装置のシステム設計仕様をまとめ、他部署に要求仕様を提案し、開発の進捗管理、開発に必要な設備提案、開発されたシステムが仕様を満たしているか評価・検討して他部署やプロジェクトそのものをまとめあげるプロジェクトリーダー/マネージャー業務となります。
次世代装置を顧客や学会発表でプレゼンし、次世代装置に対するVOCをキャッチし、社内にフィードバックして装置性能を早期に向上させるミッションも重要な業務となります。
※これまでの経験・スキルの範囲を活かして上記業務に携わっていただきます。
【採用背景】
半導体の微細化の進展により、回路パターンを転写する原版となるフォトマスクの需要が拡大する中で、主力製品である電子ビームマスク描画装置の需要が拡大しています。
従来のシングルビーム描画装置に加え、微細化に対応したマルチビーム描画装置の更なる進展を進め、独自技術を次々に適用することによって需要にこたえていく必要があります。
こうした顧客ニーズに対応する為、生産性の高い製品を開発投入していくことが必要です。
【充実の研修・育成制度】
OJTによる丁寧な実務フォローをはじめ、学びの場を多数ご用意しています。
各種研修や部門の中で勉強会も開催。半導体製造装置や環境、品質などテーマは多岐にわたります。
1on1による業務支援(月1回、30分程度)もございます。
◎配属組織について
【組織構成】
15名(電子光学設計担当、システム開発担当、プロセス管理担当など)
基本的にチームや他部門と協業しながら業務を行っていただきます。
※半導体業界未経験の社員も在籍しております。
【ミッション】
中長期を視野にどういったコンセプトの描画装置をリリースするか検討し、技術ロードマップを作成してシステム設計を行い、プロジェクトをマネジメントして顧客に装置をリリースする。
顧客や学会で装置を評価してもらい世界一の装置と認めてもらえるよう邁進します。
発展が著しい半導体に関連する装置を扱っているため、自動運転やスマートフォンなどの技術革新に密接に関わっていることから、未だ世にない世界で初めての技術の根幹に携わることができるといったやりがいを感じることができます。
1)職務内容の変更可能性⇒有
2)職務内容変更の範囲⇒会社の定める業務
3)勤務地の変更可能性⇒有
4)勤務地変更の範囲⇒海外現地法人を含む、当社各拠点
◎働き方
柔軟に働けるフレックスタイム制、リモートワーク可(平均週2日程度)。
休暇制度も整っており、完全週休2日制(土・日・祝)で年間休日は125日以上。
◎職場の魅力
電子ビームマスク描画装置は、半導体の回路パターンを転写する原版となるフォトマスクを製造する設備で、メモリーや先端ロジックの企業やファウンダリー企業、マスク専業メーカーなどが顧客となります。
フォトマスクは、製品数の増加による需要増などにより、今後も拡大が期待されています。
これに伴い、従来から市場を牽引してきたシングルビームのマスク描画装置も、一定の装置需要が毎年見込まれています。
加えて、7nm以下の微細プロセスの半導体の製造に必要なマスクは大幅に需要が伸びることから、マルチビームのマスク描画装置の需要も大きく拡大する見込になっています。
次世代装置としては、処理性能や精度などの技術力、歩留りやダウンタイムの抑制といった生産性は勿論、顧客の生産フェーズまでを見据えた総保有コストの低減を提供していくことが必要となります。
顧客にとって生産性の高い価値ある製品を投入していくことが次世代装置開発に求められる課題となります。